インナーブランディング(社内浸透)

Inner Branding

インナーブランディングは、インターナルブランディングやインターナルマーケティングとも呼ばれ、社員に企業ブランドの価値や目指す姿を理解させる啓蒙活動が起源です。消費者などに対して自社のブランド価値を啓蒙するアウターブランディング(エクスターナルブランディング)と共に、ブランド構築活動を構成する重要な要素のひとつです。当初、インナーブランディングの対象者は社員だけでしたが、現在では商品やサービスが消費者に渡るまでのプロセスに関わるすべての人間が対象となってきました。パートタイマーや派遣社員はもちろんのこと、商品を運搬する輸送業や卸し業、小売業に従事する人間までを対象とした幅広い活動の必要性が明らかになっています。インナーブランディングに求める効果も、当初の「社員の意識」だけから、「意識をもった社員の行動」へと変化しています。活動の目標を「すべての社員がブランド行動を日常化させ、マーケティング活動に積極的に貢献する企業文化の構築」を活動の目標とする企業が増えています。 インナーブランディング活動の成果が期待させる業務も、製品開発から製品やサービスの品質向上、業務効率の向上、顧客対応の改善など、企業活動のすべての分野へと広がりました。また、インナーブランディング活動による社員のマーケティング貢献力の強化も、企業のマーケティング戦略を考える上で、今日欠かせないものとなってきています。