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visual identity

[ ブランディングデザイン ]

VI(ビジュアルアイデンティティ)とは何か?

一般的にVisual Identityを略してVIと言います。コーポレートブランドの価値やコンセプトを可視化した、ブランドシンボルやロゴデザインなどを中心にブランドカラーやサブカラーシステム、サブグラフイック、指定書体など、ブランドを象徴するデザイン要素一式を総称してVIと呼びます。VIシステムといった場合には、これらの展開方法や使用規定などのこと細かなルールを規定することを示し、VIマニュアルやVIガイドラインと呼ばれるルールを纏め上げたブック形式のものを指します。最近では、印刷するケースは少なくPDFファイルによって管理し共有させるケースがほとんどです。


VI(ビジュアル・アイデンティティ)とは

[ 出典 ] Free Code Campサイトより>https://www.freecodecamp.org/news/

ブランドを視覚的に統一し伝えること

企業や商品、サービスなどのブランディングを行ううえで最も効果的で最も認知されやすいものは、シンボルマーク、ロゴデザイン、ブランドカラーなどに代表されるVI(ビジュアル・アイデンティティ)です。視覚は人の五感の内の70%以上を支配していると言われています。 企業理念・ビジョン、商品の価値を可視化し社会に伝えることが、VI(ビジュアル・アイデンティティ)の役割です。 また、CI(コーポレート・アイデンティティ)の構成要素として視覚的要素のVIを用いる事で、社内の意識統一や共有を行い、組織の活性へと導きます。

VI(ビジュアル・アイデンティティ)の意味と目的とは?

ブランドイメージを理解浸透させること

会社案内、広告、ホームページ、商品パッケージやDMといったあらゆるものに使用される総合的なビジュアルイメージには企業の本質を表す質の高いものが必要となります。デザイン性や一過性の流行だけを追い求めたものではなく、企業やブランドが何を大切にし、どのような思いで活動しているのかを理解し最適化した上で社会や社内に向けてアウトプットすることがとても重要になります。もちろん各製品やブランドにも同じくその成り立ちやストーリーがあります。消費者の心に訴えかけるカタチで可視化するVIは、商品やサービスにとって必要不可欠な要素です。企業やブランド、商品の理念やコンセプト・バリューをヒアリングし、分析を重ね、それぞれの特性や魅力を最大限に引き出し、最適なビジュアルイメージを構築することが重要なのです。

VI(ビジュアル・アイデンティティ)大手企業の展開事例

[ マツダ / VI展開事例 ]

[ 出典 ] マツダニュースリリースサイトより>https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release

Zoom – Zoom

マツダ株式会社(以下、マツダ)は、ブランドを視覚的に表現するためのVI(ビジュアル・アイデンティティ)を導入し、順次グローバルに展開しています。新たに導入されたグローバルVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、マツダブランドの個性や存在感をあらゆる場面で、お客様により強く感じて頂くことを目的に開発されています。ブランドシンボル、ブランドメッセージの変更をすることなく視覚的効果を加えることによって、様々なコミュニケーションにおいてマツダブランドの今後の深化と進化の方向性を示す新たな取り組みとなっています。グローバルVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、止まっているのに動きが感じられるような視覚的表現を狙った「ダイナミックアングル」、「マツダフォント(英文専用)」の導入、そしてブランドシンボルを際立たせる効果のある「ダイナミックウィング」の採用などを特徴としています。また、このような視覚的要素をグローバルに展開することにより、全世界で一貫したイメージを発信できることを狙いとしています。「このグローバルVI(ビジュアル・アイデンティティ)の導入により、さらに分かりやすくダイナミックにマツダブランドの魅力を伝えることができると考えられています。マツダはこれまでに、1975年にCI(コーポレート・アイデンティティ)を導入し、可読性を活かしたコーポレートマークを制定するとともにコーポレートアイデンティティ・スタンダードをグローバルに展開していました。また、1997年にブランドシンボルを制定しブランド戦略を強化するとともに、2002年の初代「マツダ アテンザ」の市場導入からブランドメッセージ“Zoom-Zoom”をグローバルに展開してきました。マツダは今後も、お客様のワクワク感に応える、走る歓びと環境・安全性能が調和した「見て乗りたくなる、乗って楽しくなる、そしてまた乗りたくなる」クルマをお届けすると同時に、グローバルVI(ビジュアル・アイデンティティ)を展開することで、さらなるブランド価値の向上をめざすことを宣言しています。

[ 三井住友銀行 / VI展開事例 ]

[ 出典 ] 三井住友銀行公式サイトより>https://www.smbc.co.jp/aboutus/profile/vi.html

カンパニー

三井住友銀行は、「お客さまに、より一層価値あるサービスを提供し、お客さまと共に発展する」こと、そして「事業の発展を通じて、株主価値の永続的な増大を図る」ことを経営理念に掲げています。三井住友銀行は新しいサービスを通じて、21世紀の生活と経営をサポートしてまいります。

シンボル&カラー

上昇カーブを描く新しいマーク(ライジングマーク)は当行が提供する一層価値あるサービス、先進的・革新的なサービスにより、お客さま、株主、社会と共に当行が発展していく願いが込められています。コーポレートカラーのフレッシュグリーンは、若々しさ、知性、やさしさを、看板のマーク背景色にも使用するトラッドグリーンは、伝統、信頼、安定感を表しています。

デザインシステム

三井住友銀行のデザインシステムは、シンボル及びカラーの統一的な展開と共に、略称である「SMBC」を積極的に使用しております。また、グラデーションパターンも効果的に採用しております。三井住友銀行のVI(ビジュアル・アイデンティティ)システムは、革新と安定、変化と挑戦のプログラムです。

三井住友銀行のVIガイドライン

[ Facebook / VI展開事例 ]

[ 出典 ] Ben Barryサイトより>https://benbarry.com

桁外れのスピードで成長を遂げたFacebookの混沌としたVI展開

私たちのコミュニケーションのインフラとなりつつあるFacebook。その圧倒的な成長スピードの最中で次々と生み出されるサービスや社内ツール、それらと同時に作り出されるアイコンやロゴなどのデザインは統一的な管理を超えたまま次々に増えていました。紹介した記事では筆者がそのなかで奮闘し、どのようにFacebookに使われるデザイン要素をまとめあげてVI(ビジュアルアイデンティティ)を生み出していったかが書かれています。

シンプルさが生み出す力強さと柔軟性

例えばファビコンひとつを取ってもこの通りで、オフィシャルなファビコンはあったにもかかわらず各々がデザインに手を加えて使用するのでまさにカオス状態。最も多く人目につくワードマークですらこの状況なので、ビジュアルアイデンティティはかなり断片化してしまっていたことが伺えます。これらの統一感を図ろうと試行錯誤されたのが現在目にすることができるいわゆる「f」マークです。「f」の形を整え、ボトムのハイライトを排除してシンプルなワンカラーのものが考案されました。新たなワードマークはよりシンプルで力強いうえに、様
々なコンテクストでも柔軟に使用できることが出来るようになりました。VI(ビジュアル・アイデンティティ)構築への第一歩です。角の丸み具合にもこだわった様子が伺えます。極力、デフォルトの角丸を使っていたが、iOSなど特定のインターフェースやコンテクストにおいては専用に丸みをもたせたりアイコンのスタイル調整したものをデザインしたと述べられています。デザインを整理し洗練したシンプルなものへ再構築することで、どこでFacebookのアイコンを目にしても統一したイメージを抱かせるパワフルなデザインシステムが生まれたことがわかります。

ビジュアル要素をモジュール化

Facebookのサービス充実化に伴い、次々に利用できるようになったサブブラドもカオス化しており、それぞれのサービスや機能のデザインが統一感を持つことなく、以下の様な状況に陥っていました。まず設定されたルールは「ファビコンをサブブランドのアイコンの中に使用しない」ということです。このひとつの簡単なルールは何百の細かなルールを設定するよりわかりやすく、適用しやすいものでした。これ以降、「f」のワードマークとタイプフェイス、そしてサブブランドアイコンはそれぞれ分離した要素として並べてデザインされるようになり、より汎用的に使用できるようになりました。サブブランドのアイコンはワンカラーのものからフルカラーのイラスト風バージョンまで、水平的にデザインレベルの統一が容易になり、管理もしやすくなりました。

VI(ビジュアルアイデンティティ)とCI(コーポレート・アイデンティティ)の違いとは?

CI(コーポレート・アイデンティティ)はCorporate Identityの略語です。企業理念やスローガン(ステートメント)のような言葉や従業員の持つべき理念などがその要素となります。VI(ビジュアル・アイデンティティ)はVisual Identityの略語です。CIやBIの上に派生してくるコンセプトやルールです。視覚的なイメージで、ブランドカラーやロゴマークがこれにあたります。

まとめ

VI(ビジュアルアイデンティティ)とは、シンボルやロゴマークなどのデザインをガイドラインで決めたルールで様々な広告物や印刷物に展開し、顧客・取引先・求職者・社会に対して視覚的統一性のあるブランド訴求を行うことなのです。CI(コーポレートアイデンティティ)とも似ていますが、どちらも「企業価値のブランド化」のため、「商品価値のブランド化」のために行う経営戦略の一つなのです。

【 おすすめ記事 】 CI(コーポレート・アイデンティティ)の意味や目的と開発について
https://chibico.co.jp/blog/branding-design/ci-corporate-identity-018/

【 おすすめ記事 】 CI(コーポレートアイデンティティ)戦略とデザイン開発
https://chibico.co.jp/blog/branding-design/ci-046/


VI(ビジュアル・アイデンティティ)の弊社実績

[ Women in Action ] https://chibico.co.jp/works/women-in-action/

働く女性特有の不安をみなさんと共有し、悩みに応じた解決策を一人一人にお届けしたいとWomen in Actionプロジェクトは発足しました。このプロジェクトを通して明日の自分にそなえる何かを掴み取っていただけることを願いブランドを開発しました。

[ CLARTE ] https://chibico.co.jp/works/clarte/

Clarteとは、フランス語で「光」「輝き」の意。いつも感謝すること。楽しみとユーモアをみつけること。身近な人たちの幸せを願うこと。この3つのコンセプトから生まれたブランドです。ショップの5周年を記念しメッセージカードを添えて配布いたしました。

[ MONOCOTO ] https://chibico.co.jp/works/monocoto/

リアルソーシングを特徴とするソーシャルマニュファクチュアリングサービスです。モノが溢れモノが余る社会において「モノの先にあるコトの価値」が求められています。単にモノを作るという発想から、その先にあるモノを使う楽しみや経験、人とのコミュニケーションを提案するブランドです。

[ JAPANITURE ] https://chibico.co.jp/works/japaniture/

日本発の家具ブランドの海外展開。JAPANITUREとは、JAPANとFURNITUREの造語に由来し、ブランドコンセプトは「日出ずる国の家具」。日本の伝統と革新的でモダンなデザイン家具を海外に広く発信し新規マーケットを開拓することを目的とするブランドです。

[ CHIIKU LAB ] https://chibico.co.jp/works/chiiku_lab/

「子供たちを未来のグローバルリーダーへ育てるお手伝い」をすることを企業理念に掲げ各国の研究機関と連携しながら研究・開発しています。目まぐるしいスピードで進化し続けるグローバル社会において、知育ラボは時代のニーズにあった最新の知育手法を提供いたします。

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