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VIビジュアル・アイデンティティ

[ ブランディングデザイン ]

VI(ビジュアル・アイデンティティ)とは何か?

VI(ビジュアル・アイデンティティ)とは、企業やブランドのビジュアル面におけるアイデンティティのことを指します。企業やブランドのロゴ、カラースキーム、フォント、デザインなど、ビジュアルに表現される要素全般がVI(ビジュアル・アイデンティティ)の範疇に含まれます。VI(ビジュアル・アイデンティティ)は、企業やブランドのイメージを形成するために非常に重要な役割を果たしており、ビジュアル的な認知度や視覚的な一貫性を高めることによって、消費者に強い印象を与えることができます。VI(ビジュアル・アイデンティティ)を正しく構築することで、企業やブランドの知名度や信頼性を向上させ、市場競争において優位な位置を確立することができます。VI(ビジュアル・アイデンティティ)は、企業やブランドのアイデンティティを明確に表現するために欠かせない要素であり、戦略的に構築することが重要です。


■ VI(ビジュアル・アイデンティティ)とは

VI(ビジュアル・アイデンティティ)とは

ブランドを視覚的に統一し伝えること

企業や商品、サービスなどのブランディングを行ううえで最も効果的で最も認知されやすいものは、シンボルマーク、ロゴデザイン、ブランドカラーなどに代表されるVI(ビジュアル・アイデンティティ)です。視覚は人の五感の内の70%以上を支配していると言われています。 企業理念・ビジョン、商品の価値を可視化し社会に伝えることが、VI(ビジュアル・アイデンティティ)の役割です。 また、CI(コーポレート・アイデンティティ)の構成要素として視覚的要素のVIを用いる事で、社内の意識統一や共有を行い、組織の活性へと導きます。

■ VI(ビジュアル・アイデンティティ)の意味と目的とは?

ブランドを理解浸透させること

会社案内、広告、ホームページ、商品パッケージやDMといったあらゆるものに使用される総合的なビジュアルイメージには企業の本質を表す質の高いものが必要となります。デザイン性や一過性の流行だけを追い求めたものではなく、企業やブランドが何を大切にし、どのような思いで活動しているのかを理解し最適化した上で社会や社内に向けてアウトプットすることがとても重要になります。もちろん各製品やブランドにも同じくその成り立ちやストーリーがあります。消費者の心に訴えかけるカタチで可視化するVIは、商品やサービスにとって必要不可欠な要素です。企業やブランド、商品の理念やコンセプト・バリューをヒアリングし、分析を重ね、それぞれの特性や魅力を最大限に引き出し、最適なビジュアルイメージを構築することが重要なのです。

ブランドイメージを理解浸透

1. ブランドの認知度を向上させる

VI(ビジュアル・アイデンティティ)は、企業やブランドのイメージを形成するために重要な役割を果たします。適切なVI(ビジュアル・アイデンティティ)を構築することで、消費者に対するブランドの認知度を向上させることができます。

2. ブランドの差別化を図る

VI(ビジュアル・アイデンティティ)は、企業やブランドの独自性を表現するための重要な要素です。他社と差別化したVI(ビジュアル・アイデンティティ)を構築することで、競合優位性を獲得することができます。

3. ブランドの視覚的な一貫性を図る

VI(ビジュアル・アイデンティティ)は、ロゴ、カラースキーム、フォント、デザインなど、ビジュアルに表現される要素全般を含むため、これらの要素を統一することによって、ブランドの視覚的な一貫性を確保することができます。

4. 消費者の信頼感を高める

適切なVI(ビジュアル・アイデンティティ)を構築することで、消費者に対してブランドの信頼性を高めることができます。VI(ビジュアル・アイデンティティ)が一貫していることで、消費者はブランドに対して信頼を持つようになります。

5. ランドのイメージを強化する

VI(ビジュアル・アイデンティティ)は、企業やブランドのイメージを強化するために使用されます。適切なVI(ビジュアル・アイデンティティ)を構築することで、ブランドのイメージを強化することができます。

■ VI(ビジュアル・アイデンティティ)の開発事例

VI(ビジュアル・アイデンティティ)は、企業やブランドのイメージを形成するための重要な要素であり、様々な事例が存在します。以下に、VI(ビジュアル・アイデンティティ)の事例をいくつか紹介します。

Apple|VI(ビジュアル・アイデンティティ)

AppleアップルのVIビジュアル・アイデンティティ

[ 出典 ] アップル公式サイトより

AppleのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、
シンプルかつスタイリッシュなデザインが特徴的で、世界中で高い評価を得ています。

ロゴは、アップルのコンピューターが果実のように新鮮で革新的であることを表現するために、林檎の形を採用しています。また、ロゴはシンプルな黒色で、美的センスの高いイメージを表現しています。AppleのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、製品に対する熱狂的なファンを育成するために、シンプルで統一的なデザインを特徴としています。これは、Apple製品のUIやパッケージング、広告、店舗内装など、様々なアプリケーションにおいて一貫性のあるビジュアル体験を提供することで、Appleのブランドイメージを確立しています。AppleのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、特定のデザインスタイルや色彩、フォントを使用して、視覚的な認知度を高めることで、Appleの製品やサービスを強力にブランド化することを目的としています。その結果、Appleは、独自のエコシステムを築き上げ、世界中の顧客から高い支持を集めています。

Coca-Cola|VI(ビジュアル・アイデンティティ)

CocaColaコカコーラのVIビジュアル・アイデンティティ

[ 出典 ] コカ・コーラ公式サイトより

Coca-ColaのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、
赤と白の配色や独自のロゴ、キャッチフレーズなどが特徴的です。

Coca-Colaのロゴは、波線を描くような曲線を特徴とし、古典的であると同時に現代的な印象を与えています。また、赤と白の配色は、鮮やかで視覚的に強い印象を与え、コカ・コーラのブランドイメージを形成しています。さらに、Coca-Colaは、広告やパッケージング、ポスターなどにも赤と白の配色を使用し、一貫性のあるビジュアル体験を提供しています。コカ・コーラのキャッチフレーズ「Taste the Feeling」は、親しみやすく感情を呼び起こすもので、ブランドイメージを強化する役割を果たしています。Coca-ColaのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、世界中で親しまれ、愛されるブランドイメージを確立することを目的としています。その結果、Coca-Colaは、世界中で親しまれるドリンクの一つとなり、多くの顧客から高い支持を集めています。

Airbnb|VI(ビジュアル・アイデンティティ)

AirbnbエアービーアンドビーのVIビジュアル・アイデンティティ

[ 出典 ] エアビーエンドビー公式サイトより

AirbnbのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、
シンプルで親しみやすいデザインが特徴的です。

Airbnbのロゴは、小文字で「airbnb」と表記されたもので、丸みを帯びたフォントが特徴的です。ロゴの右上には、三角形の図形が添えられ、家の屋根を表しています。このロゴは、シンプルで親しみやすく、Airbnbの目的である「人々をつなぎ、世界をより広く深くする」というコンセプトを表現しています。また、Airbnbのビジュアルイメージには、写真が重要な役割を果たしています。Airbnbは、世界中のユニークな宿泊施設を提供しているため、写真を活用してその特徴を伝えています。Airbnbの広告やウェブサイトでは、ハイクオリティな写真を使用し、視覚的に魅力的な体験を提供しています。AirbnbのVIは、シンプルで親しみやすく、コンセプトを明確に表現しています。これにより、Airbnbは、ユニークな宿泊体験を提供するブランドイメージを確立し、世界中の旅行者から支持されています。

FedEx|VI(ビジュアル・アイデンティティ)

FedexフェデックスのVIビジュアル・アイデンティティ

[ 出典 ] フェデックス公式サイトより

FedExのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、
シンプルで認識性の高いロゴと、そのロゴを活かした独自のデザインが特徴的です。

FedExのロゴは、紫色の文字で「FedEx」と表記されたもので、文字間に隙間があいているため、ロゴ全体が一つの形になっています。このロゴは、見た目がシンプルでありながら、文字の形状に工夫があり、記憶に残りやすいデザインになっています。また、FedExのロゴの一部には、2つの矢印が隠れています。この矢印は、FedExのサービスのスピードと正確さを表しています。FedExのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、ロゴのデザインを生かした独自のデザインが特徴的です。たとえば、FedExのトラックや飛行機のデザインには、ロゴの紫色が多用されています。また、トラックの側面には、ロゴの矢印が大きく描かれています。これにより、FedExの輸送サービスのスピードや正確性を視覚的に表現し、顧客からの信頼を獲得しています。FedExのVI(ビジュアル・アイデンティティ)は、シンプルで認識性が高く、ロゴのデザインを生かした独自のデザインが特徴的です。これにより、FedExは、高品質な輸送サービスのイメージを確立し、世界中のビジネスマンから信頼されています。

■ まとめ

VI(ビジュアル・アイデンティティ)とは、シンボルやロゴマークなどのデザインをガイドラインで決めたルールで様々な広告物や印刷物に展開し、顧客・取引先・求職者・社会に対して視覚的統一性のあるブランド訴求を行うことなのです。CI(コーポレート・アイデンティティ)とも似ていますが、どちらも「企業価値のブランド化」のため、「商品価値のブランド化」のために行う経営戦略の一つなのです。

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