ブランド戦略

Branding Strategy

消費者が商品やサービスを選択する際に手掛りやよりどころとするメーカー名や商品シリーズ名に重点をおいた戦略。そのイメージを強化,向上させることで,長い間には顧客の間に一定のブランドに対する信頼感が定着することになる。マスター・ブランド戦略:コーポレート・ブランド(アンブレラ・ブランド)の下に複数の事業や製品のカテゴリーを展開していく戦略。1つのブランドに資源を集中投下でき、効率面でのメリットがある一方、1つのブランドに依存することによるリスク、成長の限界などのデメリットもあります。 マルチ・ブランド戦略(個別ブランド戦略): 多数ブランドをポートフォリオに持つ戦略。同一カテゴリーで複数ブランドを展開することによる市場シェアの獲得、ブランド間のリスク分散による安定性といったメリットがある一方、資源の分散投資により非効率になる面もある。その他の戦略: 両者の折衷的なものとして、マスター・ブランドに個別ブランドを組み合わせる戦略もある。マスター・ブランドの保証の下、個別ブランドの特徴もアピールできるが、ブランド体系が複雑になるため、管理が難しくなり、一貫性が保てなくなる恐れがある。 企業側が戦略的にブランドを構築することが重要であるが、最終的なブランドは顧客の頭の中に構築される。従って、ブランド戦略を策定したら、それを正確に顧客の頭の中に構築する手法を決定しなければならない。具体的には、広告、パブリシティ、ホームページ、イベント、製品、社員や店員との対話、他のユーザーの評価などの手法が考えられる。